外貨貯金のキーポイント
外貨貯金を実施する場合、注意しなければならない重要なポイントがあります。
1つ目のポイントは、「税金」です。
外貨貯金にかかる税金には、外貨貯金の利息に対する税金と、為替差益に対する税金があります。外貨貯金の利息に対する税金は源泉徴収税扱いとなり、税率20%を負担しなければなりません。外貨貯金を解約する際に利息に対する税金が天引きされるため、受け取る金額は元本と税金を差し引かれた利息になります。また、外貨貯金の為替差益に対する税金は総合課税扱いとなり、条件次第で確定申告を行う必要があるかもしれません。
2つ目のポイントは、「為替レート」です。
外貨貯金を開始する時、および解約する時の為替レートによって資産額は大きく変わってしまいます。為替相場の変動次第で元本割れする恐れもあります。そのため、日常的に為替相場を確認する習慣を付けておきましょう。
3つ目のポイントは、「ペイオフ」です。
将来的な資産運用のために外貨貯金を行うならば、外貨貯金がペイオフ(預金保護)対象かどうかを確認する必要があります。外貨貯金がペイオフ(預金保護)対象外であった場合、外貨貯金を行っている金融機関が破綻したならば、元本・利息などが保護されず、どれだけの金額を取り戻せるのか分かりません。各金融機関のペイオフ(預金保護)制度の適用状況などをチェックし、慎重に外貨貯金を行う金融機関を選ぶ必要があります。また、リスク分散のために、一つの銀行のみで取引を行うのではなく、複数の銀行に口座を開設して別々に取引を行うことも重要になります。高金利と言うことだけに注目してしまい、信頼性のない金融機関を利用しないように気を付けましょう。
最後のポイントは、「自己責任」です。
外貨貯金を実施する上で一番重大なポイントが自己責任であり、自分自身で外貨貯金に関する全リスクを背負う必要があると言うことを認識しておきましょう。外貨貯金は、金利が高いため魅力的な資産運用方法だと考えがちですが、ハイリスク・ハイリターンであることも忘れてはいけません。元本割れなどのリスクを考慮して、毎日の為替相場の変動を把握することが必要となります。リスクが高い時には感情的に行動することを避けたり、急激な為替相場の変動にも柔軟に対応したりする的確な判断力を持つことも要求されます。そして、元本割れなどで損失を出した時にも、全て自分の責任であると気持ちを切り替える客観性も必要となるでしょう。
全てのメリット・デメリットを把握した上で外貨貯金を行うために、これらのキーポイントを正しく認識しておきましょう。