外貨貯金のリスク管理
今から外貨貯金を始める場合、可能な限り損失が出ないようにと考えることでしょう。
外貨貯金に関するリスクには、為替手数料が取られること、総合課税・源泉分離課税などの税金がかかること、ペイオフ(預金保護)の対象外であること、そして、為替相場の変動次第で元本割れする危険性を含んでいることなどがあります。この中でも、為替相場の変動には十分に注意する必要があります。逆に言えば、為替相場の変動に注意して取引を行えば、損失もなくなって、リスクを軽減させることもできるでしょう。
外貨貯金は、取引の時期とその時の為替レートが上手く合えば利益を上げることができます。ただし、損失が発生するケースも多いため、為替変動リスクを避けることが大きな課題となります。このようなリスクを回避するためには、1つの通貨だけで外貨貯金を行うのではなく、複数の通貨の外貨貯金を行うことが有効とされています。複数の外貨貯金を行っていれば、1つの通貨の為替差益がマイナスになったとしても、その他の通貨の為替差益がプラスであれば、総計で損失額も減少するため、より有効なリスク管理となることでしょう。
複数の通貨による資産運用を考えている場合、世界各国で流通している通貨を選ぶことが大切になります。そして、相対的に安定性の高い通貨と流動性の高い通貨を組み合わせて外貨貯金を行えば、リスク分散にもなり、為替差益もプラスになりやすいようです。例を挙げるならば、米ドル(アメリカドル)とNZドル(ニュージーランドドル)を組み合わせてみてはどうでしょうか。米ドルは基軸通貨でもあり、世界各国で広く流通している通貨でもあります。NZドルは、金利が高いため近年注目を集めている通貨の一つです。また、外貨貯金の為替差益に焦点を合わせるならば、南アフリカ共和国のアフリカランド建ても良いかもしれません。南アフリカランドはハイリスクであるものの、為替相場の変動率が大きいため、取引の時期を見誤らなければハイリターンも期待できるでしょう。
そして、外貨貯金に対する為替手数料が割安な銀行を探し出すことも、外貨貯金のリスク回避には重要なポイントとなります。為替差益を狙って何回も取引を行うようならば、さらに格安な金融機関を選ぶ方が良いでしょう。
外貨貯金のリスク管理をきちんと行って、可能な限り損失が出ないように資産運用を行っていきましょう。